水曜日, 6月 14, 2006

「シルエット」 島本理生 講談社文庫 4/23
 面白くない。薄い恋愛の内面描写中心だから?
 解説に「少女漫画を推進させるのに欠かせない『様式』を彼女は継承し血肉とした」っていうのは、ただただ類型的なだけということではないか?
 「植物たちの呼吸」という作品中に「本屋のそばの喫茶店で世界記録を更新できるほどにまずいコーヒーを飲みながら、そっと彼は言った。」という一文があるが何故こんな汚い表現をしてしまうのか?「まずいコーヒー」でよいのではないか。この一文で他の作品まですべてが台無しだと思う。